カトラリーを磨く日・その歴史を改めて復習してみました。
手描き人❣️スキップする人生がいいよね〜の"らら"です。
変色が気になっていてそろそろ磨く頃だな〜と思っていたカトラリーをやっと磨きました〜
ついでにカトラリーのお勉強も少しだけしていきましょう。
=目次=
【カトラリーとは?】
カトラリーとは、食卓で使うナイフ、スプーン、フォークなどの総称です。
広い意味では給仕用のサーバーなども含みます。
絵付け前の白磁です。
=カトラリーケース=
カトラリー入れるだけじゃなくても、机の上の文房具を整理するのに便利です。お孫さんにプレゼントされたりする方おられます。
ちなみに私も鉛筆、消しゴムなどを入れていました(過去形なのは…?はい!不注意で割っちゃいました。トホホ^_^)
カトラリー入れてみました。こんな感じになります。
ピカールで磨きます。
もともと銀磨き用のピカールなのですがステンレスを磨いても、とても綺麗になります。
ヤカンだったり、あとシンクもピカピカになりますよ。
綿の布と手袋を用意して、終わったら洗剤できれいに洗います。
ピッカピカ〜^_^
撮る画像の手がスプーンに写り込む、やばっ❣️
ストック場所の定位置へ
これで気持ちよく美味しいおやつ楽しめます。
【カトラリーの歴史】
=ナイフ=
12世紀頃カトラリーとしてのナイフが 登場。15〜16世紀に箱に入れて持ち運ぶ王侯貴族。宴席にマイカトラリーを持って出席していました。
=スプーン=
15世紀頃カトラリーとしてのスプーン。もちろん王侯貴族の間で普及されました。一般に使われだしたのは17世紀〜18世紀、ずっと後になります。
キリスト教徒では子供が生まれ洗礼を受けさせるそのお祝いにスプーンを送る習慣がありました。貧富の差によって異なりますが、富裕層になると銀のスプーンを贈りました。「銀の匙を持って生まれてきた子は幸福になる」と言われていたことから。この銀の匙の話は現在にも伝えられています。スプーン取扱いのお店は赤ちゃんが生まれた御祝いに贈る…事を進めていますね。
=フォ―ク=
フォークはなかなか普及せず理由は諸説ありますが・・11世紀に使ったイタリア が1番早かった。パスタを食べる習慣があるためでした。フランスでは16世紀。イギリスでは18世紀に普及していきました。
ナイフ、スプーン、フォークセットで出されるようになったのは19世紀に入ってからになります。かなり歴史は浅い感じがします。
この頃になるとようやく各家庭に銀のカトラリーを常備するようになりました。宴会でも招く側が用意するようになり以前のように持ち運ぶ事はなくなり、広く普及していきます。
当時12席のディナーテーブルが基本だったために揃えるカトラリーの単位は「12」になって、現在に至ります。
日本のカトラリーのほとんどの生産は新潟県の燕市です。世界的にも有名な燕市となっています。日本が誇る技術が輝いている場所です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。